サムエル幼稚園の基本

サムエル幼稚園はキリスト教の精神に基づき保育を行っています。これはクリスチャンになることやキリスト教の教えを広めることが目的ではなく、神様から愛を学び、子ども一人ひとりが『自分は唯一無二の大切な存在である』ことを心に刻み、感謝すること、思いやり、許し合うこと等、心の教育を目標としています。また、子供を真ん中におき、ご家庭と教師が手を取り合い、共に育ち合う温かな教育を大切にしています。

教育理念

よき花(はな)はよき園(その)より

~心の根っこを育てる大切な幼児期だからこそ、良質な教育を~

教育方針

~一人一人の心を大切にする保育をします~

・「嬉しいね」「楽しいね」「きれいだね」「困ったね」「悲しいね」といつも子どもたちと共に感じあえる毎日を過ごしたいと思っています。

・毎日毎日が楽しくワクワクしてしまう、そんな保育を絶えず追及します。

・一人ひとり持っている「宝物」を見つけ、遊びを通してそれぞれの個性を伸ばす保育をします。

教育目標

~このような子どもの姿を目指します~

・キリスト教精神のもと、愛すること、感謝すること、許し合うことができる子ども

・「自分自身はかけがえのない存在」ということを知り、自分を大切にできる子ども。

・お友だちの気持ちを尊重できる優しい子ども。

・発見や喜びや不思議さに心を動かし、探求していくことを楽しめる子ども。

・つまずいても自ら立ち上がることのできる明るい子ども。

・善悪を判断し、自らを律することのできる子ども。

教育の特色

家庭的な温かな環境で一人ひとりの育ちを大切にするサムエル幼稚園の特色をご紹介いたします。

柔軟なクラス編成

同年齢のクラスを基盤に、学年を超えて異年齢で関わる機会も大切にしています。

好きなもの、やってみたいもの、ワクワクするものを自分で選び、主体的に過ごすコーナー保育で、“きょうだい”のように遊びます。

その中で「助け合う心」「学び合う気持ち」はもちろんのこと、「葛藤」や「トラブル」も経験し、“解決に向かう力”が備わっていきます。

小さな幼稚園だからこそできる家族のような関わりです。

テーマ保育(プロジェクト活動)

子どもたちにとって遊びは学びです。

子どもたちが夢中になっていること・興味があることを『テーマ』に置き、小グループで話し合い (対話力)、友だち同士でイメージを膨らませながら具現化(協働性)していきます。主体的に活動に参加することや『また明日やろうね!!』と継続した遊びが前向きな思考力や諦めない忍耐力をつけていきます。
ワクワク!ドキドキ!キラキラ!と五感をフル活用しながら夢中になって遊びこむ(没頭体験)こと。この体験が小学校以降の学びに向き合う力とつながっていきます。
―レッジョ・エミリア「子どもたちの100の言葉」より引用

Show and Tell(ショー アンド テル)

お友だちの前で発表を行い、その発表者に質問をしたり、意見を伝えたりしながらプレゼンテーションをしています。「夏休みの思い出」や「今挑戦していること」などテーマを設けて行うこともあれば、子どもたちの生活のなかで発見した事や物、自分で作った作品など、お友だちに伝えたい!という気持ちから始まることもあります。
この時間を通して、“気持ちを言葉にして人に伝える楽しさ”や“人に受け止めてもらう喜び”を感じながら自己発揮をしていく経験を培っています。

お絵描き

子どもの絵は何にも替えがたい芸術の1枚。形や色を評価するのではなく『どんな気持ちだったのか』『なにをイメージしながらクレヨンを握っていたのか』そんな気持ちを丁寧に汲み取り会話していきます。絵に子ども達が教えてくれたコメントをつけ掲示すると、お友だちと見せ合い嬉しそうなお顔を見せてくれます。年長になると自分でもコメントを書きたくなりひらがなに興味を持つ子どもも出てきます。

どろんこ

裸足になり、思いきり五感を使ってどろんこになって遊びます。
普段の生活の中ではなかなか出来ない砂や水の感触を身体いっぱいで感じ心を開放するダイナミック遊びの経験も大切にしています。